今年もドラマが生まれた全英女子でした
昨年の笑顔のシンデレラ渋野日向子選手とは対照的な涙のシンデレラが優勝の瞬間を飾りましたね
27歳のドイツの選手で、世界ランクは304位
LPGAツアーとレディースヨーロッパツアーのいずれも勝利経験なし・・・
今回の出場資格は「たまたまもらったボーナスだった」と、ほとんど勝つ事をあきらめていたんだとか
出場資格が急に手に入って出た大会での優勝という点で、渋野選手に重なる部分はあるのですが、苦労の歴史がすごいんですよね
闘病しながら頑張り続けた彼女のゴルフキャリアを知り、思わずもらい泣きをしてしまいました
◎ 生年月日:1992年10月2日(現在27歳10ヶ月21日)
◎ 出身地 ドイツ・ハイデルベルク
◎ 在住 アリゾナ州ファウンテンヒルズ
⭐️ アメリカとドイツ、二つの国籍を持つ
◎ 南カリフォルニア大学でゴルフをプレー
◎ 2011年、2013年、2014年と3回にわたってオールパック12のファーストチームに選出
◎ 2011年のパック10フレッシュマンオブザイヤーに選出
◎ USC時代には、2013年のNCAA選手権優勝チームの一員として活躍
◎ プロ転向:2014年
◎ 2015年に初めてLPGAツアーのメンバーシップを獲得したが、2020年のLPGAツアーの資格を失い、シメトラツアーの正会員となっている
◎ 2020 AIG WOMEN’S OPENが、LPGAでのキャリア初優勝
⭐️この優勝で得たもの⭐️
⭐️ LPGAツアーのメンバーシップを獲得
⭐️ 今回の優勝でポポフは675,000ドルを獲得し、彼女のキャリアでは783,051ドルを獲得した
⭐️ ドイツ出身の選手としては初めて女子メジャー選手権で優勝、男子メジャー選手権で優勝したベルンハルト・ランガー選手やマーティン・ケイマー選手に続いた
◆ 2週間前にオハイオ州のLPGAツアーのマラソンLPGAクラシックで9位タイだったが、彼女はLPGAツアーのメンバーシップを保持していなかったので、彼女の収益と統計は非公式だった
◆ 先週、ロングボウ・ゴルフクラブで開催されたシメトラ・ツアーのファウンダーズ・トリビュートで2位に入賞した後、今週のAIG女子オープンのためにスコットランドに向かう
◆ LPGAとシメトラツアーのコロナウイルス関連のシャットダウン中にカクタスツアーで3回優勝
出典: LPGA Winners circle 23 AUG 2020
大学時代は、フレッシュマンオブザイヤーに選出されたり、NCAA選手権優勝チームの一員として活躍するなど、華やかだった一方で、プロ転向後はあまり実力を発揮できなかったようですね
ルーキーイヤーで、多くの健康上の問題を抱え始めたそうです
3年前に「ライム病」と診断されるまでに、20回くらい受診しなければならなかったとか・・・
2020年AIG女子オープンのタイトルを獲得した後の優勝インタビューの中で、ポポフはライム病との長期にわたる戦いが数年間、彼女の健康とゴルフゲームを窮地に追い込んでいたことを明らかにしました。
「私は健康のために栄養をとり、運動をして、できるだけ症状が出ないように自分の力ですべてのことをしています。大変うまくコントロールしていますし、それを維持したいと思っています。」とポポフは言いました。
出典: LPGA NEWS
野鼠や小鳥などを保菌動物とし、野生のダニによって媒介される細菌による感染症
皮膚症状、神経症状、心疾患、眼症状、関節炎、筋肉炎など多彩な症状がみられる
アマチュア時代に上手くいっていたゴルフが、プロになって病気になり、結果を出せなくなったというのは辛いですね
病院へ行っても、診断名が出ないのも不安だったでしょうね
昨年はゴルフをやめようと思っていたと、優勝インタビューで語っていましたね
今年に入ってLPGAの試合に出る友人のキャディを務める事になって、キャディ目線でゲームを俯瞰したり、スイングの良い選手を見てできる限りのことを吸収したり、ゴルフが好転したみたいね!
万事塞翁が馬と言いますか、何が功を奏するかわかりませんね
全英はベテラン有利で、今回のような難しいコースでは特に経験値が求められるみたいね〜
今回の結果では、全英女子10度目の挑戦 上田さんも素晴らしかったですし
ゴルフ技術の結集の勝利ですね!
❤️ もともとアグレッシブでピンを攻めるゴルフをしていたが、友人のキャディをする中で、ゲームを俯瞰する事ができるようになった
❤️ どんな状況でも諦めない
❤️ 自分を見つめ、信じる力がある
難しいですが、見習いたいと思います♫
鉾田グリーンゴルフクラブ 〒3…