ゴルフショップで中古クラブのコーナーを覗いてみると、たまに破格値で売られているものがありますよね
そうそう
同じようなドライバーが中古で2万円台で並んでいる中に、数千円で買えるドライバーとかあるよね
新しく見えるのに・・・
それUSAモデルの場合が多くないですか?
あ〜
ゴルフを始めて間もない頃に龍区が買ったスリクソンのドライバーと3Wもそうだよね
セットで1万円せず、とても安く購入したものですね
中古なのに一度も打っていないような感じでキレイでした
何でUSAモデルって安いんだろうね?
アメリカのゴルフ市場は、より速いペースで、より安く、より良いものを提供するという考え方を持っています
対して、 日本の購買層の多くは可能な限り最高の品質のモノを求め、そのためにお金を払っても構わないと思っています
アメリカのゴルファーと日本のゴルファーは、クラブに求めているものが違うということね
そうなんですよ
なので、アメリカで大ヒットしたものが
日本では受け入れられず大失敗することがあるようです
価値観の違いが生むすれ違いというものかしら
可能な限り最高の品質を求め、そのために高額でも構わない
(出典: JAPANESE GOLF CLUB DESIGNS)
日本には世界最高の道具を製造している鋳造工場があって、ほとんどのプロはここで造られたギアを使用しているんですって
海外のプロも日本の工場で造られた道具を使ってプレーしているのね
JDMは、Japanese Domenstic Marketの略で、日本製のギアは海外のゴルフ界では圧倒的な人気があるそうですよ
職人の手で削るクラブ、溶けた鉄の板、そして侍の刀をイメージさせるとか・・・
熟練工がアイアンを鋳造する過程を特集する番組は、みたことがある〜
熟練した職人がつくるギアは、伝統的なフォルム、純粋な鍛造の感触で有名です
アイアンの鋳造からスタートした技術です
そして日本が誇るブランドはコチラ!
◆ 1906年にミズノ兄弟によって設立されたミズノは、スポーツアパレルの販売を開始
1933年にゴルフに進出した
◆ アイアンが大ヒットし、世界中で有名になった 優れたアイアンを手頃な価格で提供した
◆ タイガー・ウッズはプロ転向前からミズノのアイアンでプレーし、ミズノのスタッフが支えた試合で6回メジャーチャンピオンになった
◆ ミズノは、グローブ、アパレル、シューズ、ボールを生産しながら、ウッドからパターまで、すべてのレベルのプレーヤーのためのクラブを作っている
◆ 1957年 創業者の三浦勝弘氏は、武家の刀の産地である姫路でアイアンの鍛造を始める
◆ 息子二人を工場に迎え、長年にわたり世界の名選手の製品を作った(契約上の義務があるため、選手名は非公開)
◆ クラブは手作業で仕上げられ、オーダーメイド、少量ずつの製造形態を維持している
◆ 最近、ミウラは新しいオーナーに買収されたが、コアな価値観は逸脱することはないと言っている
◆ 1903年 日本で最初のゴルフ場が兵庫県神戸に建設された
その頃、日本にはゴルフクラブの生産はなかったが、神戸周辺は金属加工、特に武士の刀の鍛造という高度な技術を持つ伝統工芸品で有名な地域だった
◆ ゴルフクラブに刀の鍛造技術が応用できると考えた兵庫県市川の武士の刀工が、ブランドを立ち上げた
◆ クラシカルな外観にモダンなエッジを加えた最高品質のゴルフクラブを製造している
◆ 世界の舞台でのマーケティングはほとんど行われていない
◆ 1958年 本間兄弟がゴルフ練習場を開業し、 5年後にクラブやアパレルを作る会社を立ち上げた
◆ 2005年に破産申請 中国企業に買収され、2016年に株式を公開
◆ 世界各地に新たな流通ラインを開設
◆ 60年以上の伝統を受け継いでクラブのフルラインを製造しており、アパレル、ボール、バッグなども製造している
出典 : 4 JAPANESE GOLF BRANDS YOU NEED TO KNOW ABOUT
日本刀の鍛造という伝統工芸が、海外発祥のスポーツの道具を造る技術に応用されていたのは驚きました!
どちらも精密な切れ味が求められる点が共通しているということでしょうか
世界で活躍する選手に認められたのも素晴らしいですね♫
鉾田グリーンゴルフクラブ 〒3…